こんにちは。
冬になると受験生諸君やビジネスマン、主婦たちを悩ませるのがインフルエンザである。
ウィルスであるからして、やつらも生物。
インフルエンザっつっても、毎年「◯型が流行る」とかいろいろ言われて
「型ってなんぞ?」
という人もいるだろう。
ここではインフルエンザウィルスの種類、対策について紹介しよう。
感染すると大変だからね!
インフルエンザウィルスについて
まず改めてインフルエンザウィルスについて見ていこう。
インフルエンザウィルスはかなり昔から存在し、紀元前から感染症が知られていた記録があるという。
感染経路としては、3つの経路がある。
1.飛沫感染
感染した人がする咳・くしゃみで空気中に飛び散ったウィルスを吸い込むことで感染する。
2.接触感染
ウィルスが付いたものを手で触り、口とか目に触れることで感染する。
3.空気感染
空気中を漂っているウィルスを吸い込むことで感染する。
で、このウィルス、なぜこうも毎年毎年流行るのかと。
普通は抗体ができるから、そんな流行しなくね?
ウィルスは感染すると、そこで分裂して増殖するんだけど、その過程で遺伝子が変異することによって抗体が効かないウィルスが発生するのである。
ヤベー!!
遺伝子が変異する確率は人間の1000倍で、体内で何十万〜何百万個にも増殖するんだから、そらあ変わったウィルスもできて当然つーわけだ。
こうやってウィルスも生存競争を生き残るための進化を遂げているのである。
インフルエンザウィルスの「型」
インフルエンザウィルスには、大きく分けて3つの型がある。
A型・B型・C型だ。
A型
人間にとって一番危険なタイプ。
変異を起こしやすく、毎年流行して騒がれるのはA型。
鳥インフルエンザとか、本来は人間に感染しないタイプのものが突然変異を起こして人間に感染するようになったりするものもある。
B型
変異が起きにくく、A型に比べて流行も小さめ。
C型
ほとんど話題にされない。笑
感染しても風邪程度ww
一度かかると抗体ができて、もう感染しない。
流行する季節
毎年流行する季節はだいたい冬で決まってる。
ウィルスが一番活動に適したのが気温20℃前後、湿度20%前後。
また、寒いと人間のウィルス侵入を防ぐ機能が低下することも理由の1つ。
寒いときは窓も閉めきってるから、余計に室内でウィルスが増殖・感染しやすくなるのだ。
たま〜に春になってから感染する人がいるからね。注意!
感染を防ぐには?
感染を防ぐには、やっぱりワクチン。
ただ、A型みたいに変異したタイプには効かないのが難点。
ちなみにワクチンの場合、体内で抗体ができるまでに2週間くらいかかるから、早めの摂種がオススメ。
基礎的な予防としてはマスク・手洗い・うがい。
あとはウィスルは乾燥が好きなんで、湿度を高め(50%くらい)にしておくのも効果的。換気もね。
熱が下がってからもしばらくはウィルスが体内で生きてるから、完治するまでは人と接触したらアカンでよ。
はい。インフルエンザについてでした。
やつらも生物、日々進化して人間との死闘を繰り広げているのである!
さあ受験生諸君は、これ見たらとっとと予防接種してきな!